美味しいかにを食べるには

「カニは大好きだが、自分ではさばけない」という人が大勢います。甲も脚も硬い殼に包まれているから、身を取り出すには特別なテクニックがいるように思っている人が多いですが、脚を一本切り裂いては食べ、次の一本に移るという、自でさばきながら、身を口に運んでいくという食べ方がカニ本来の食べ方で、これが、一番おいしいのではないでしょうか。

また、カニの鮮度を保つためには、家庭用の冷凍庫に保管しますが、その時は、必ずビニールなどで包みましょう。また、例え、冷凍庫に入れたとしても、鮮度は日に日に落ちて行くので、買ったら早目に食べましょう。また、解凍は冷蔵庫か約5℃の場所に置いて、半日ぐらいかけるのが最良です。その際は、汁をこぼさないために、容器に入れ甲を下にしておきましょう。

なお、カニは漁期や漁獲量にいろいろな制限があるので、魚貝類の中では高価な部類に入っております。

とりわけ、上等のズワイガニや毛ガニには驚くような高根が付けられたりします。それが、時々、格安のカニが大量に店頭に出回ることがあり、この時は、幸運に出会ったような気になって買い求めてしまいますが、こういうカニに美味しいものは殆どありません。

身がつまっていない、ぱさぱさして大味、みそは少量といった具合に。安く出回るにはそれなりの理由があるわけですから、過大な期待ょ抱いて格安のカニに飛びつかないほうが賢明です。

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