ナトリウム量と食塩相当量の関係

食塩相当量(塩分)については「食塩相当量」として記載されている商品もありますが、ナトリウム量として記載されている商品も多くあります。

家庭で、「食塩」とか「塩」と呼ばれているものは、「塩素(Cl))」と「ナトリウム(Na)」が結合した塩化ナトリウム(Nacl)の事を言います。

このため、同じ量のナトリウムを食塩量に換算するためには、塩素の重さを加える必要があり約2.54倍となります。

また、「塩分」とは、「食塩」の量の事なので、「食塩相当量」と同じ意味になります。

よく、商品パッケージで【塩分控えめ】と表示されている商品を見かけますが、これは、食塩が少ないという意味です。

ナトリウムを食塩相当量に変換する計算式は、【ナトリウム量(mg)× 2.54 ÷ 1,000 = 食塩相当量(g)】となります。

例えば、ナトリウム量239mgと表示されているスナック菓子だと、【239×2.54÷1000=0.6g】となり、この袋のお菓子を全て食べると0.6gの食塩を摂取することになります。

また、ナトリウム4.2gと表示されているカップ麺では、4.2×2.54=10.7gの食塩相当量となり、これは、日本人の平均食塩摂取量と同じ値になります。

すなわち、このカップ麺を1個食べるだけで、日本人の平均食塩摂取量に達してしまうのです。

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